11月24日(日)、ホテル青森で青森地方会第408回例会が開催されました。
ランチョンセミナーでは、藤田医科大学ばんたね病院 総合アレルギー科の矢上晶子先生をお招きして、『アトピー性皮膚炎における痒み管理の最前線:新たな治療薬と介入戦略』と題してご講演いただきました。即時型アレルギーや遅延型アレルギー、固定薬疹などアレルギーの最近の知見についてのお話と、アトピー性皮膚炎患者との向き合い方や社会復帰についても深く考えさせられる講演でした。スイーツセミナーでは、岩手医科大学の天野博雄先生をお招きして、『アトピー性皮膚炎治療の新時代~サイバインコの特徴について~』と題してご講演いただきました。現在様々なアトピー性皮膚炎の治療薬が登場している中で実際の症例をもとにどういう症例にどの薬剤がよいのかお話いただき日常診療に生かせる講演でした。そして、一般演題発表では日常診療で稀に遭遇し苦慮するような症例に関する発表が多く、今回も活発な議論がなされました。発表された先生方、お疲れ様でした。
次回の青森地方会は2月の開催予定です。たくさんの演題発表をお待ちしております。
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