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弘前大学大学院医学研究科皮膚科学講座

昨年に引き続き、今年も水疱症研究会に参加いたしました。今回は2025年1月24日から25日にかけて久留米大学のお膝元である久留米シティプラザで行われ、「寛解から長期間経過した水疱性類天疱瘡患者に生じたDyshidrosiform Bullous Pemphigoid」というタイトルで発表を行いました。発表の主旨としてはDyshidrosiform Bullous Pemphigoidの発症には抗BP230抗体が関与しているのではないだろうかというものでしたが、たまたま次の演題の北海道大学の先生もほぼ同じ主旨の発表であったことから座長の先生の計らいにより、急遽私と北大の演者の先生とあわせて質疑応答にしましょうということになりました。そのため研究会ではなく通常の学会であれば起こり得ないような2人並んで質疑に臨むという斬新なスタイルになり、一層活発な議論ができて非常に充実した発表になりました。(古川和仁 記)